私がブラックチェリーを選んだ決め手
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家具の業界に入って最初に好きになった木はやはりウォルナット材でした。


今から6年程前の上田本店です。
ご覧の通り、濃い色のウォルナット材ばかりが売り場を埋め尽くしていました。
高級感と重厚感。インパクトとしては、高級な家具だ!!!と言ったところ。
ウォルナットが圧倒的人気でしたね。


現在の本店。
ずいぶん雰囲気が変わりましたね。レッドオークのナチュラルも増えましたね。
価格的にもウォルナットが高くなってきて、レッドオークのほうが展示や、住宅メーカー・工務店等もナチュラルな色味を使い始め、そうすると家具もレッドオークなどのナチュラル系が多く選ばれるように変化してきました。
私も、ウォルナットの濃い色を見すぎたのか、レッドオークが一時好きになった事もありましたね!
で、現在はブラックチェリーや、また舞い戻りましてウォルナット系の濃い色が好みに落ち着いております。
なぜか。
一番大きな理由は、購入した建売住宅が床がウォルナット調だったからです。
床を張り替えようかなと考えた事もありましたが、費用の問題や、せっかくならそのまま使ってみよう!と家具選びをし始めたら、ばあちゃんが使っていた食器棚や、実家にある絵画、アンティークなものも合わせやすい事に気づき、祖母→実家→我が家 と世代を超えて使えることに気づきました。
ブラックチェリーは、赤褐色の奥深い色味に変化していくので、古い家具とも合わせやすいですし、ウォルナットとは違った赤みが強いアンティークな家具へ自分で育てていける事が、私がブラックチェリーが好きになった理由です。


新しく買ったブラックチェリーの家具達が、どんどん色が濃くなり、自分好みの色へと変化していくのが楽しくて、嬉しくて。
毎日触れる家具が、そうやって愛でれて、ニヤニヤ出来るって幸せなことですよね。
いつか、この家具達も娘に譲り、長く使ってくれたらと感じています。


ではまた。スタッフ オオタ